ソラリスの島

生き物であり、人であり、男であり、 ゲイであり、◯◯である、 僕のささやかなエッセイです。 どこからでもお読みいただけたら幸いです。

GaySex

Hの相性

これまで多くの男たちとめぐりあう中で、
学習したことがあります。
それはズバリ言うと「Hの相性」なんですが
どんなにイケメンでかっこいい人であっても、
この部分がマッチしてないと、なんか味気ない。
ぜいたくを言うようでおこがましいのですが、
せっかく心身ともにおつきあいさせていただくのならば、
Hの相性がいい人と出会いたいなぁと、思うわけです。
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それでは、ここで恥を忍んでですが、
これまでの僕の人生の中で
Hの相性がいいなぁーと感じた男子に対する
共通のエレメントを紹介したいと思います。

1.顔を合わせた時、誠実さと謙虚さを感じる。
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これって必ずHしてる時に、
一途に尽くそうとする姿となって、
にじみ出てくるんです。
やはり性格の奥ゆかしい子とのHは、
すごく気持ちがいいです。

2. キスとハグに始まり、キスとハグに終わる。
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やっぱり本当に好きな子とは、キスとハグがめちゃくちゃ多いです。

3. 時おり笑顔で見つめてきてくれる。
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4. 体全体をいとおしんでくれる。
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え~こんなトコロにまで、
そんなコトしてくれちゃうんだ~と感じる時のシアワセ…
あ゛ーご想像にお任せしますっ(^^ゞ

5. 果てた後に、安らぎを感じさせてくれる。
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ああ、このまま時が止まってしまってもいいなぁ…と思える余韻が、
刹那のおつきあいの中にも、永遠の至福を感じさせます。

…と言うことで、またこれからもいい出会いがありますように…
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イキたい!(初の自作官能小説です)

白いもやの中に、裸のオレがいた。
その向こうには、やはり裸のサトシがいた。
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「ねえ、僕たちはどうしてこんなところに
  いるのだろう、服も着ないで…」
「さあ、わからないけど、確かここに来る前…」
「そう、僕は車に乗っていたはずなんだ。
  だけど急に眠くなっちゃって…
  で、気がついた時には目の前に
  ガードレールがあって、それを突き破って…
  その後どうなったかわからないけど、
  ふと目を開けたら、ここにいたんだ。」
「オレも似たようなものかな…」
「じゃ、オサムも事故ったの?」
「まあね、車の中だったことには間違いない」
オレの答えは、半分ホントだけど半分ウソ。
オレは事故ってない。ただ自分から死にたくて、
確実に死ねる車の中を選んだだけ…。
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「だんだんわかってきたよ、オサム。
  僕たちは今、死にかけてるんだ。
  けど完全じゃない。
  ちょうど生死の境をさまよって、
  こんなところにいるんだ。
  たまたま僕たちは別々に事故にあって、
  ここで一緒になったんだよ。」
「お前、高校の時のまんまで、すげえ妄想力だな。
  で、この先どーなる?」
「どうもこうもないよ。今は何が何でも
 生き返る方法はないか、探そうよ。」
「ああ…」と言いつつ、オレまったくやる気なし。
 だってオレの方は死にたいんだもの…
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サトシは白いもやの中を縦横無尽に動き回った。
けれどもそれがまったくムダであることは、
オレも、サトシにもちゃんと分かっていた。
そのうちサトシは疲れ切った様子で、へたりこみ
わんわんと泣き出してしまった。
オレはあんまりサトシが気の毒だったから、
あいつの肩に手を置いた。
「サトシ、お前ほんとに生きたかったんだよな?」
「うん…僕…まだやり残したことがあって…
 このままじゃ…死ねない…」
「そうか…じゃ今オレとできることってないか?
 このまま死ぬよりはいいだろ?」
サトシは驚いて、オレの瞳の奥を見据えた…
そしておずおずと申し出たのは
「オサム、僕を抱いてよ」の一言。
絶句した。たしかサトシは彼女もいたはずで
ゲイじゃない、むしろゲイはオレの方だ。
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「こんな感じでいいか?」「うん。」
まるで夢の中のようだった。オレの大好きだった
サトシが今、オレの腕の中にいる。
オレは自分の快楽とサトシへの献身的な思いとで
頭ん中ぐちゃぐちゃになっていた。
そう、世の中すべてがいやになって、
死にたいと思っていたくせに
サトシへの思いだけは、今日まで生きていたんだ。
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「あっ、イキそう…」そう先に漏らしたのは、
サトシじゃなくて、オレの方だった。
「イッてもいいよ。だけど僕にわかるように、
 ちゃんと声に出してよ『イキたい』って…」
オレはサトシに言われるまでもなく、
もうすでに頂点まで昇りつめようとしていた。
「ああ…サトシ、オレ、イクよ。イキたいんだ。
 イキたい、イキたい、イキたい!」…その瞬間、
オレは命の源が飛び散るのを、全身で感じた。
そして意識が遠のく中で、サトシが
「オサム、ありがとう。君はイキなよ。
 …僕は僕でイクからね…」
と言ったのを確かに受けとめていた、
サトシの笑顔とともに…
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そこで目が覚めた。
オレは病室のベッドに寝ていた、
酸素マスクが外された。
おふくろが「オサムが還って来た」と叫んで、
オレの上に泣き崩れた。
意識が戻ったオレに、医者が尋ねた、
何かほしいものはないか、と。
パンツがちょびっと冷たくなったのを感じたが
それには構わずに目を閉じて言った。
「もう十分です。だけど、また元気になったら…
 親友のお墓参りにイキたい…」



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舟人の紹介

ラシン

初めまして。ラシンです。
ほぼ「裸身」ですが
ここを「羅針盤」として
進んでいく方向を
模索したいと思います

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