ソラリスの島

美しき男たちの記憶を この島にとどめておこうと思います

娼年

普通の人こそ理想の男(「娼年」余話)

これまで話題として取り上げてきた「娼年」の中で
松坂桃李さんが演じたボーイ、リョウは
瞬く間に多大な人気を博することとなりました。
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そんな彼の人気の秘密を、同店のボーイ、アズマは
こう語っています。
「僕には、リョウがきっと売れっ子になることは、
 最初見た時から、わかってたよ。
 なぜなら、彼は『普通』だから…」
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そう言えば、松坂さんは以前、
自分がロケ現場まで地下鉄で移動した時に
全く変装していなかったけど、
誰にも振り返られることがなかったそうです。
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以前ドラマ「ゆとりですがなにか」で共演した
柳楽優弥さん、岡田将生さんと
今でも飲みに行くほど仲良しなのですが、
三人集まってどんちゃん騒ぎになる時は決まって
松坂さんが二人の聞き役になるそうです。
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「僕には人に語れるものが何もないから」
という松坂さん、謙遜と言うよりは、
自分の弱音を丸裸でさらけ出せるところが
人肌のぬくもりように温かい方だなぁと、
彼に接するたびに感じます。
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「娼年」のスタッフもまた、こう回想しています。
「僕らは座長役が松坂さんであったことで、
 どんなに救われたことか。
 精神的にもぎりぎりで本当につらい現場だった。
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 でも松坂さんが『普通』でいてくれたことで、
 本当にみんなが癒され、
 安心してリョウについていけたんです。」
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そう、自分の個性をギラギラさせてるんじゃなくて、
いつもの普段着でさりげなくそこに佇むだけの
松坂さんの存在感こそが、どんな相手、状況をも
受けとめ、柔らかく対応できたのだと思います。
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もしかしたら「リョウ」というボーイは、
誰よりも松坂さん自身だったのかも知れません…
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そう言えば、かのドラマの主人公も
愛された男は「普通の人」でしたね。
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僕もまた、普通の誰かとひとときを過ごし、
その場限りでもいいから、受けとめてもらえたら
うれしいな、と思います。
はい、普通男子さん、よってらっしゃーい!
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もう一人の「娼年」猪塚健太さん

先日お話ししましたボーイズクラブには
松坂桃李さん扮する娼年リョウの他に
もう一人売れっ子の娼年アズマ(猪塚健太さん)
が在籍していました。
今日はこのアズマ君を指名してみたいと思います。
さっそくですが「アズマ君こんばんわー。」
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「アズマです。今日はご指名いただき
ありがとうございます。」
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「…プロフ画像とイメージが違うんだけど。
確か猪塚健太さんって、すごく爽やかなイメージで
むかしサクセスのCMにも出ていたような…」
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「この伊藤英明さんの肩にもたれかかる
 健ちゃんがカワイかったんですけどね。
 ちょっとぽっちゃりしてたけど。」
「(笑)いや、あの頃のウブな僕とは
 一皮も二皮も剥けてると思います。
 実際この仕事を始めて8㎏減量しました。」
「そんなに…?ではさっそく
   服を脱いでもらっていいですか?」
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「いいですけど僕の裸を見て驚かないで下さいね。」
「えっ?あ…ローラ♪」
(BGM「傷だらけのローラ」西城秀樹)
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「僕は痛みにしか欲情できないボーイなんです。
 究極のマゾヒストという設定です。」
「その痛々しい体で同僚のリョウ君とも
 ボーイ同士で喰いあったんですよね。」
「ええ、お互いに望んでいることをしただけです。
 リョウはその時まだ自分の娼夫としての生き方に
 迷いと怖れを抱えていました。
 僕はリョウの○○○を優しく包み込むことで彼に、
 様々なカタチで、人を悦ばせる仕事が
 まだできることを伝えただけです。」
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「ぶっちゃけその時のリョウ君のサイズとか
 味とかはどうだったんですか?」
「うふふ…サイズも味も、フツーですよ。
 そこが彼の根強い人気の秘密ですから。」
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「それでリョウ君は、あなたに何を?
 痛みをくれたんですか?」
「ええ、僕の○○○をへし折ってくれました。」
「うわぁ、ソコはイタイ。」
(正直、映画のその場面だけは目を伏せました。)
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猪塚健太さんは舞台「娼年」からずっと
松坂桃李さんと同じボーイ役を続投してきました。
それだけにこの仕事のキツさ、痛みを誰よりも
松坂さんと分かち合ってきた唯一の男優さんです。
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映画のアズマ役はオーディションで選考すると聞いて
どうしてもこの役を自分がやりたかった猪塚さんは
最初からためらうことなく全裸で登壇したそうです。
これからまた、どこで彼と会うかはわかりませんが、
また一皮むけた彼に出会えることを
楽しみにしたいと思います。
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後日談
あれから数年たち…思いがけないところで
猪塚さんと再会してしまいました。
なんと彼は時おり男性サウナに現れては
「チン相占い」という、げに珍妙な占いを施す
泌尿器科のお医者さんに転生していたのでした。
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えっ?フレミングの法則?
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むぎゅむぎゅ…はい、わかりましたー
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猪塚さん、僕の行く末も占ってください。
えっ?「好事魔多し…」
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「娼年」のラストエピソードはこちら

合わせて見たいCMはこちら









清純派?松坂桃李さんの「娼年」

今時の男優で清純なイメージを保ち続けている
と言ったら、まず松坂桃李さんが挙げられる
のではないでしょうか。
その松坂桃李さんの爽やかなイメージを覆すような
激しい性描写で圧倒した映画
「娼年」を覚えてますか。
以前この衝撃作を、勇気を出して
男一人で観てきました。
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無論ゲイには、男女の絡みは拒絶反応が出るので
松坂さんだけを視界にいれるようにはしましたが
けっこうぐいぐいとイカせてもらいました。
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結論から言うと…実は何とも哀しい物語でした。
まずは松坂桃李さん演じる領(リョウ)は
女とのセックスに何の悦びも意味も見いだせない
一人の不登校大学生として登場するのです。
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彼をそうさせてしまったのは、リョウが10歳の頃に
彼をおいて家を出ていったきり
二度と戻らなかったお母さんの幻影が
今もうつろな心の奥底に残っているからなのです。
だから彼は交わっていく年上の女性の中に、
どこか母性を追い求めていく
「少年」の純真さが表れてしまう。
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実は作品のクライマックスで、
リョウのお母さんがなぜ彼を置いて
家を出ていってしまったかが明かされますが、
そこがいっとう悲しいオチです。
リョウの気づかぬうちに、
彼はお母さんと同じ生き方を選択していたのでした。
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もう一つの哀しいエピソードは、
リョウを雇ったボーイズクラブの経営者、静香ですが、
彼女はリョウと上司と部下の関係以上に、
お互い愛し合っていたと思います。
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しかし静香さんは、この物語で唯一、
リョウとの肉体の交わりを拒んだ女性でした。
やはりクライマックスにその理由が明かされますが、
彼女は元娼婦時代にHIVに感染し、
最後にリョウにお店を託して永遠に姿を消すのです。
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このように悲哀に満ちたストーリーと
ドロドロな性描写とが混濁した作品なのですが、
実際に観賞してみますと、笑える場面もありまして
ことに西岡徳馬さん扮するEDの夫が、
自分の妻と松坂桃李さんとの濡れ場を見て
矢も楯もたまらず股間に手を突っ込み、
松坂さんと同時に激しくぶっ放すシーンは
みごと会場全体が大爆笑と歓声にまみれて、
一気に打ち解けムードになりました。
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すみません。ここからイイ所になりそうなのですが
そろそろ今宵はお時間になりましたので、
これでお開きにしたいと思います。
また次回もぜひ、僕を指名してくださいね。
お待ちしてます♡リョウ
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この記事の続きはこちら

清純派男優と言えば、こちらの方も











幾山河越え去りゆかば

2018年も最後の一日となりました。

残された時間もわずかとなり

最後まであたふたと、走り回っています…


今年もまた数多くのステキな男たちと出会い、
時には癒され、時には励まされ

ここまでやってきました。
せめてその跡形を残しておこうと思います。
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これで終わりというわけではありません。

むしろここから本当の、
あなたと僕との長い旅路が始まります。

どこまでも一緒に歩いていきましょうね。
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「幾山河 越え去りゆかば 

寂しさの 果てなむ国ぞ 今日も旅ゆく」 
(若山 牧水)

いつかまた「ブログ心中」するかもですが、
来年も生きてたら、よろしくお願いいたします。
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舟人の紹介

ラシン

初めまして。ラシンです。
ほぼ「裸身」ですが
ここを「羅針盤」として
進んでいく方向を
模索したいと思います

漂着した方の人数
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