最近はLGBTのみならず、いろいろな個性や障碍に
対しても寛容で温かい社会になってきましたね。
しかしながら実際問題としてゲイ同士である以上に
どちらかに身体障碍がある場合
いったい人はどうやってそのハードルを
乗り越えていけるのか、この難しいテーマについて
一度は考えてみたいと思いました。
自分が物心ついた頃に出会った身体障碍者の方と
言えばこの人「五体不満足」の乙武洋匡さんです。
さすがに外見から来るインパクトありすぎで
すぐにうち解けられるかわからなかったけど
彼の著書やドキュメンタリーを
拝見していく中で、いつしか
「同じ男じゃん」と思えるようになりました。
その後の乙武さんの傍若無人ぶりは
ぶっ飛びすぎですが
なぜか僕には「乙武さんも同じ男だもの」
と妙に納得しちゃったりもしました。
乙武さんが世間から攻撃された不倫騒動について
友人であり社会学者の古市憲寿さんは
次のように語っています。
「忘れかけていることかも知れませんが、
乙武さんには手足がないのです。
自分で服を脱ぐこともできなければ
相手の服を脱がすこともできない。
自分の欲望を独り処理することも難しいです。
今回、不倫と言われる行為は、
普通想像してしまう情景とは
全く違うものであったと思います。
それは言わば愛情表現としての
実質上の介護ではなかったか…」
その主張を聞いた時、
ふと思い当たることがありました。
「五体不満足」だったか、小学生のエピソードで
急に便意を催した時に、介助者が見当たらない
顔を真っ赤にして我慢してたら、親友くんが
「どうした?オトちゃん、ウンコしたいんか?」
って一緒にトイレの個室まで入ってズボンを下ろし
オトちゃんを抱きかかえてしゃがんでくれたそうです。
その時僕は不覚にも「うらやましい」と感じました。
介助する側にも、介助される側にもです。
障碍とは、相手を知る一つのきっかけであって、
その人の隠し立てのない部分をも
共有できるとしたら、それはより強固な
愛情表現にもなり得るのではないでしょうか。
障碍と男子の性について調べていくうちに
なかなか興味深い動画を見つけました。
脊椎損傷の男性が自身の性を論じているのが
いかにもあっけらかんとしていて爽やかです。
仮にこれをゲイ同士に置き換えてみたとして
相方に障碍があっても交わり方を変えていけば
きっと愛し合えるのではないかと思います。
ちなみに前述の乙武洋匡さんは
LGBTにも深い理解を示してくれており
東京レインボープライド2019にも参加しました。
むちゃくちゃグローバルでバリアフリーな
お方だなーと、改めて敬意を表したいと思います。
合わせて読みたい過去記事はこちら
対しても寛容で温かい社会になってきましたね。
しかしながら実際問題としてゲイ同士である以上に
どちらかに身体障碍がある場合
いったい人はどうやってそのハードルを
乗り越えていけるのか、この難しいテーマについて
一度は考えてみたいと思いました。
自分が物心ついた頃に出会った身体障碍者の方と
言えばこの人「五体不満足」の乙武洋匡さんです。
さすがに外見から来るインパクトありすぎで
すぐにうち解けられるかわからなかったけど
彼の著書やドキュメンタリーを
拝見していく中で、いつしか
「同じ男じゃん」と思えるようになりました。
その後の乙武さんの傍若無人ぶりは
ぶっ飛びすぎですが
なぜか僕には「乙武さんも同じ男だもの」
と妙に納得しちゃったりもしました。
乙武さんが世間から攻撃された不倫騒動について
友人であり社会学者の古市憲寿さんは
次のように語っています。
「忘れかけていることかも知れませんが、
乙武さんには手足がないのです。
自分で服を脱ぐこともできなければ
相手の服を脱がすこともできない。
自分の欲望を独り処理することも難しいです。
今回、不倫と言われる行為は、
普通想像してしまう情景とは
全く違うものであったと思います。
それは言わば愛情表現としての
実質上の介護ではなかったか…」
その主張を聞いた時、
ふと思い当たることがありました。
「五体不満足」だったか、小学生のエピソードで
急に便意を催した時に、介助者が見当たらない
顔を真っ赤にして我慢してたら、親友くんが
「どうした?オトちゃん、ウンコしたいんか?」
って一緒にトイレの個室まで入ってズボンを下ろし
オトちゃんを抱きかかえてしゃがんでくれたそうです。
その時僕は不覚にも「うらやましい」と感じました。
介助する側にも、介助される側にもです。
障碍とは、相手を知る一つのきっかけであって、
その人の隠し立てのない部分をも
共有できるとしたら、それはより強固な
愛情表現にもなり得るのではないでしょうか。
障碍と男子の性について調べていくうちに
なかなか興味深い動画を見つけました。
脊椎損傷の男性が自身の性を論じているのが
いかにもあっけらかんとしていて爽やかです。
仮にこれをゲイ同士に置き換えてみたとして
相方に障碍があっても交わり方を変えていけば
きっと愛し合えるのではないかと思います。
ちなみに前述の乙武洋匡さんは
LGBTにも深い理解を示してくれており
東京レインボープライド2019にも参加しました。
むちゃくちゃグローバルでバリアフリーな
お方だなーと、改めて敬意を表したいと思います。
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