ロボット物SFの古典的名作、
アイザック・アシモフの「I ,Robot」に
類いまれなるイケメン・ロボットが登場する
エピソードをご存知ですか?
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彼のコードネームは「トニイ」
ほとんど人間と寸分違わぬ造形で
トニイのあまりの美しさに
誰もがロボットであることを忘れ、息を飲みます…
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ところが、トニイは出荷先の女主人の屋敷から
想定外のクレームとともに返品されてしまいます。

その陳情とは「トニイが女主人に危害を加えた」
というものでした。
もちろん身体的にはいかなる危害も
人間に加えることはないというトニイの安全保証
「ロボット三原則」は完璧だったのですが
女主人の弁護人は
「トニイの誘惑的な挑発が
 人間に精神的な危害を加えた」
と主張しました。
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この訴訟に対し、ロボット製作に関わった
キャルヴィン女史はロボット心理学者らしく
以下のようにコメントしました。

「トニイは、きわめて優秀なロボットです。
 人間の感情の起伏を、その表情認証や体温、
 心拍数の変化等から読みとり
 その人間にとって適切な喜びや快楽を
 サービスするようにインプットされていました…」
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「けれどもトニイはあくまでロボット、機械です。
 どんな友愛的な微笑、抱擁をサービスしようとも
 人間に恋するなど、絶対にあり得ないのです。」

「ただ、思いがけない誤算が、一つあったのです。
 繰り返しますが、ロボットは絶対に
 人間に恋などはしない。
 けれども…女には、それができたのです。」

もしかしたら、あなたも僕も、どこかで
これと同じような過ちを犯していたかも知れません…
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