これまで僕はウリセンの皆さんに
かれこれ10年以上に渡って
お世話になってまいりました。

彼らは現実と幻想のはざまで
いつも僕を支えてくれました。
でも、僕が出会い別れてきた
ウリセンの大多数は、すでに退店し、
もう二度と、こちらの世界では逢えなくなりました。

そこで僕もそろそろいいお年頃ですし
これでもう思い残すことなく
ウリセンを卒業しても
いいかなーと思い立ちました。

で、今回限りでウリセン通いに幕を引くにあたって
いつまでも心に残る最高のフィナーレにしたいと思い
いつもより慎重に誰を指名するか
三日三晩迷い続けました。

まずは、やはり最後を飾るのにふさわしく
ふだんは手の届かない
とびっきりのイケメンを指名してやろうかと
考えたのですが…

しかしながら、これまでのウリセンでの失敗の多くは
イケメンは往々にしてナルシストタイプが多く
僕なんかには目もくれず、
自分自身に酔いしれていて
ろくに相手してくれなかったことが
ふと思い出されました。

おっと、それではもの足りない。
それよりは多少ルックスは落ちても
サービス精神旺盛で
フレンドリーに関わってくれる
性格重視のウリセンで行けば
肩ひじ張らなくてもいいし
気楽で幸せな気分で終われるかも…

しかしですね、ぜいたくを言わせてもらうと
やっぱり久々のウリセンならば
ふだん日常では味わうことのできない
アバンチュールな体験をしたいわけで…

そうか、よく思い起こしてみると
ウリセンの楽しみって
こうやって試行錯誤を繰り返しながら
その時々の自分のニーズにかなった
相手を選ぶことだったんだよな、と
今さらながら思い至りました。

身長は僕より高い?低い?同じぐらい?
色白?褐色?ツルツル?毛深い?
年齢はとびきり若い、まだ駆け出しの新人?
それとも百戦錬磨のベテランのお兄さん?

出身は都会の洗練されたスタイリッシュボーイ?
それとも純朴無垢な地方出身者?
趣味はスポーツ?読書?それとも料理?
職業はアカデミックな学生さん?
その日暮らしの気ままなフリーター?
または肉体派のとび職、トレーナー?
それとも経験豊富な接客業、会社員?

ゲイ?それともノンケ?もしかしてバイ?
タチ?ウケ?リバ?SかMか?
いつもいつも選択肢は無数にあったのです。


これまで本当に多くの皆様に支えられながら
僕は生かされ生きてきました。
まだまだ出会う楽しみは尽きないわけですが
もしも今回でいったん締めくくるのならば
やはり、ありし日のカレを選びたかったです…

ちょっと過去にこだわった
センチメンタルな内容になり過ぎましたかね?
で、じゃあ実際に指名したカレは、と言うと
前回お世話になったT君、
キメ手は、ただ一つでした。
彼もまた、二つの世界の狭間で
苦労して生きてきた人だったから…

なんとなくT君で終われるような予感がする一方で
再び次なる出会いを求めていってしまうような
そんな「最後の出会い」をしてみたいです。

終わりの予感は、すでに以前から幾度となく感じてました。
そして、ウリとの出会いの最初となったのは、ここからでした。
かれこれ10年以上に渡って
お世話になってまいりました。

彼らは現実と幻想のはざまで
いつも僕を支えてくれました。
でも、僕が出会い別れてきた
ウリセンの大多数は、すでに退店し、
もう二度と、こちらの世界では逢えなくなりました。

そこで僕もそろそろいいお年頃ですし
これでもう思い残すことなく
ウリセンを卒業しても
いいかなーと思い立ちました。

で、今回限りでウリセン通いに幕を引くにあたって
いつまでも心に残る最高のフィナーレにしたいと思い
いつもより慎重に誰を指名するか
三日三晩迷い続けました。

まずは、やはり最後を飾るのにふさわしく
ふだんは手の届かない
とびっきりのイケメンを指名してやろうかと
考えたのですが…

しかしながら、これまでのウリセンでの失敗の多くは
イケメンは往々にしてナルシストタイプが多く
僕なんかには目もくれず、
自分自身に酔いしれていて
ろくに相手してくれなかったことが
ふと思い出されました。

おっと、それではもの足りない。
それよりは多少ルックスは落ちても
サービス精神旺盛で
フレンドリーに関わってくれる
性格重視のウリセンで行けば
肩ひじ張らなくてもいいし
気楽で幸せな気分で終われるかも…

しかしですね、ぜいたくを言わせてもらうと
やっぱり久々のウリセンならば
ふだん日常では味わうことのできない
アバンチュールな体験をしたいわけで…

そうか、よく思い起こしてみると
ウリセンの楽しみって
こうやって試行錯誤を繰り返しながら
その時々の自分のニーズにかなった
相手を選ぶことだったんだよな、と
今さらながら思い至りました。

身長は僕より高い?低い?同じぐらい?
色白?褐色?ツルツル?毛深い?
年齢はとびきり若い、まだ駆け出しの新人?
それとも百戦錬磨のベテランのお兄さん?

出身は都会の洗練されたスタイリッシュボーイ?
それとも純朴無垢な地方出身者?
趣味はスポーツ?読書?それとも料理?
職業はアカデミックな学生さん?
その日暮らしの気ままなフリーター?
または肉体派のとび職、トレーナー?
それとも経験豊富な接客業、会社員?

ゲイ?それともノンケ?もしかしてバイ?
タチ?ウケ?リバ?SかMか?
いつもいつも選択肢は無数にあったのです。


これまで本当に多くの皆様に支えられながら
僕は生かされ生きてきました。
まだまだ出会う楽しみは尽きないわけですが
もしも今回でいったん締めくくるのならば
やはり、ありし日のカレを選びたかったです…

ちょっと過去にこだわった
センチメンタルな内容になり過ぎましたかね?
で、じゃあ実際に指名したカレは、と言うと
前回お世話になったT君、
キメ手は、ただ一つでした。
彼もまた、二つの世界の狭間で
苦労して生きてきた人だったから…

なんとなくT君で終われるような予感がする一方で
再び次なる出会いを求めていってしまうような
そんな「最後の出会い」をしてみたいです。

終わりの予感は、すでに以前から幾度となく感じてました。
そして、ウリとの出会いの最初となったのは、ここからでした。