中学3年の国語教科書に
自分が当時習った教材がいまだに
残っていました
魯迅の「故郷」という作品です
その冒頭の竹内好の名訳は
未だに僕の心の奥底に響いています

「厳しい寒さの中を、二千里の果てから
別れて二十年にもなる故郷へ
わたしは帰った…
ああ、これが二十年来、
片時も忘れることのなかった
故郷であろうか…」

さて一昔前、この「故郷」に
自分がしっくりくるBGМをつけて
朗読してみようという
「野放図な」授業例がありまして
何か面白そうなので僕も考えてみました。

先ほどの寂寥感漂う冒頭部には
たちこめる悲哀の霧中にも、重量感のある
この曲が真っ先に脳裏に流れてきました
続いて少年時代の幼馴染みだった
ルントウとの三十年ぶりの再開の場面で…
「ああルンちゃん…よく来たね…」
「だんな様!…」
わたしは身震いしたらしかった。
悲しむべき厚い壁が
二人の間を隔ててしまったのを感じた
わたしは口がきけなかった…

この妥協を許さず完璧にたたきのめされる
絶望感のある現実、しかし根底には
在りし日への哀惜が渦巻く心中を表すには
月並みですが、この曲でご勘弁を…
バッハって静寂を音楽にする神ですよね
その静寂の奥底にある深き慈愛…

けれども難航したのはこの作品を
しめくくる最後の場面なのです
「思うに希望とは、元々あるものとも
言えぬし、無いものとも言えない
それは地上の道のようなものである
もともと地上には道はない
歩く人が多くなれば
それが道になるのだ…完」

絶望の果てに一すじの希望の光が見える
そんな1曲を選ぶとしたら、僕にとっては
最後の最後にこの小品にたどり着きました

いよいよ2025年も押し迫ってまいりました
僕にとって年末の入院から病院で年を越し
さらに次なる病の時限装置も埋め込まれ
2年足らずで職場も異動した激動の年でした
来年はいい年にしたいという願いをこめて
ラストはやはり今回話題の渦中にあった
ブラームスでいきたいと思います








変わらぬ美と愛の世界をここに残して…
皆様どうぞよいお年を…
年末記事特集ということで昨年は…2024年
年末年始ウリセンをご予定の方は…2023年
画像堪能して納めたいという方は…2022年
自分が当時習った教材がいまだに
残っていました
魯迅の「故郷」という作品です
その冒頭の竹内好の名訳は
未だに僕の心の奥底に響いています

「厳しい寒さの中を、二千里の果てから
別れて二十年にもなる故郷へ
わたしは帰った…
ああ、これが二十年来、
片時も忘れることのなかった
故郷であろうか…」

さて一昔前、この「故郷」に
自分がしっくりくるBGМをつけて
朗読してみようという
「野放図な」授業例がありまして
何か面白そうなので僕も考えてみました。

先ほどの寂寥感漂う冒頭部には
たちこめる悲哀の霧中にも、重量感のある
この曲が真っ先に脳裏に流れてきました
続いて少年時代の幼馴染みだった
ルントウとの三十年ぶりの再開の場面で…
「ああルンちゃん…よく来たね…」
「だんな様!…」
わたしは身震いしたらしかった。
悲しむべき厚い壁が
二人の間を隔ててしまったのを感じた
わたしは口がきけなかった…

この妥協を許さず完璧にたたきのめされる
絶望感のある現実、しかし根底には
在りし日への哀惜が渦巻く心中を表すには
月並みですが、この曲でご勘弁を…
バッハって静寂を音楽にする神ですよね
その静寂の奥底にある深き慈愛…

けれども難航したのはこの作品を
しめくくる最後の場面なのです
「思うに希望とは、元々あるものとも
言えぬし、無いものとも言えない
それは地上の道のようなものである
もともと地上には道はない
歩く人が多くなれば
それが道になるのだ…完」

絶望の果てに一すじの希望の光が見える
そんな1曲を選ぶとしたら、僕にとっては
最後の最後にこの小品にたどり着きました

いよいよ2025年も押し迫ってまいりました
僕にとって年末の入院から病院で年を越し
さらに次なる病の時限装置も埋め込まれ
2年足らずで職場も異動した激動の年でした
来年はいい年にしたいという願いをこめて
ラストはやはり今回話題の渦中にあった
ブラームスでいきたいと思います








変わらぬ美と愛の世界をここに残して…
皆様どうぞよいお年を…
年末記事特集ということで昨年は…2024年
年末年始ウリセンをご予定の方は…2023年
画像堪能して納めたいという方は…2022年










ラシン
が
しました