かく言う自分は、最近、努力してないと思います。
このブログもそうかも知れない…
風の吹くまま、気の向くままに
ただ、その日暮らしをやり過ごしてるだけです。
それなのに、今日はたまたまラッキーという日もあれば
何となくアンラッキーの日もある。
それでも「一生懸命」とか「頑張る」とかは
過去の遠い遺物のように、顧みなくなりました。
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若い頃は「努力」が好きだったと思います。
一生懸命勉強して、いい大学に入って
誠心誠意働いて、いいポストに就いて…
それが夢であり目的であった時代がありましたね。
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ただ、いつの頃からか悟りました。
努力では埋められないものが、世の中には山ほどあって
たとえば、才能と運は、努力してもどうにもならず、
また、努力の方向と方法を間違えちゃうと
いつまでたっても、骨折り損のくたびれ儲けに…
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今では「努力しても無駄」というより
「無駄な努力はしたくない」と考える
要領がよくて卑怯な自分がいるだけです。
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かつてインドの哲学者クリシュナ・ムルチは言いました。
「努力は必ずしも報われない」と。
そこそこ人生の酸いも甘いも知るオトナになった今は
この言葉は、ある意味、真実に近いと思います。
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ただそれなのに、不可能、無駄だと知りつつも
ひたすら努力しているお馬鹿さんを見ていると
なんか結果を出せない努力をしてもいいじゃんか
と、無性に応援したくなる自分が傍らに
うずくまっているような気がします。

努力は報われないこともある。
けれど、無心に努力している姿には
人の生きざまの切なさと美しさがある…
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