これまで話題として取り上げてきた「娼年」の中で
松坂桃李さんが演じたボーイ、リョウは
瞬く間に多大な人気を博することとなりました。
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そんな彼の人気の秘密を、同店のボーイ、アズマは
こう語っています。
「僕には、リョウがきっと売れっ子になることは、
 最初見た時から、わかってたよ。
 なぜなら、彼は『普通』だから…」
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そう言えば、松坂さんは以前、
自分がロケ現場まで地下鉄で移動した時に
全く変装していなかったけど、
誰にも振り返られることがなかったそうです。
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以前ドラマ「ゆとりですがなにか」で共演した
柳楽優弥さん、岡田将生さんと
今でも飲みに行くほど仲良しなのですが、
三人集まってどんちゃん騒ぎになる時は決まって
松坂さんが二人の聞き役になるそうです。
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「僕には人に語れるものが何もないから」
という松坂さん、謙遜と言うよりは、
自分の弱音を丸裸でさらけ出せるところが
人肌のぬくもりように温かい方だなぁと、
彼に接するたびに感じます。
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「娼年」のスタッフもまた、こう回想しています。
「僕らは座長役が松坂さんであったことで、
 どんなに救われたことか。
 精神的にもぎりぎりで本当につらい現場だった。
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 でも松坂さんが『普通』でいてくれたことで、
 本当にみんなが癒され、
 安心してリョウについていけたんです。」
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そう、自分の個性をギラギラさせてるんじゃなくて、
いつもの普段着でさりげなくそこに佇むだけの
松坂さんの存在感こそが、どんな相手、状況をも
受けとめ、柔らかく対応できたのだと思います。
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もしかしたら「リョウ」というボーイは、
誰よりも松坂さん自身だったのかも知れません…
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そう言えば、かのドラマの主人公も
愛された男は「普通の人」でしたね。
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僕もまた、普通の誰かとひとときを過ごし、
その場限りでもいいから、受けとめてもらえたら
うれしいな、と思います。
はい、普通男子さん、よってらっしゃーい!
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