天皇誕生日って2月23日になったんですね。
実感の湧かない昭和世代の僕ですが
何か「誕生」「命」にまつわる記事を
本日は書いてみようと思います。
そう、僕なりに…
不謹慎だけど、純粋な心で…
単刀直入に申しますと
君の放出する瞬間に立ち会えて
この上ない喜びに満たされました。
そんなにも、君は僕に気を許し
身体を託し、己の内なる精を、
惜しげもなく解き放ってくれたのだから
君の放った精は、この世に生まれた
生命の躍動であり、生きる喜びの証でした。
目の当たりにした僕としては
まるで君の出産に立ち会った伴侶のように
いとおしさと感謝で満たされたのです。
けれども、この出産は同時に
一抹の哀しみをもたらしました。
一時の快楽のために
誕生の瞬間に失われた命の滴を
僕たちはどう看取ったらよいのか…
まるで嬰児のお骨を拾うかのように
君の精を丹念に拭き取ることしかできない
男が射精の瞬間を悦びとともに
哀しみをもって迎えるのは
そこに生きたいと願う命の
セイシを分かつ駆け引きがあるから…
目の前で涸れ果て、やがて命の温かみを
失っていく精をぬぐいながら
僕たちはいつしか立ち上がり
またあくせくと歩き続けるでしょう。
日の目を見なかった数億の命の分までも…
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