以前この映画紹介したことがあったんですけど、
フクザツなストーリーゆえに難しすぎました。
あれから7年…再びチャレンジしたいと思います。

「トランスアメリカ」
知る人ぞ知るトランスワールドの世界なのですが、
まずは頭が混乱しないように、
登場人物とストーリーを整理しますね。
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まずは、主人公のこの人
彼女、いや彼は生物学的には男性なのですが、
トランスジェンダーであり、
性転換手術を受け続けています。
そしてあと一歩で完全な女性へと変われる矢先に
とんでもない過去の事実が明かされます。

なんと彼に一人息子がいたことが発覚したのです。
せめてまだ男のうちに、父親らしいことをしたい…
意を決した彼は保護司のおばさんになりすまして、
息子に会いに行きます。

しかし、やっと会えた息子は、
なんと男娼（売り専）になっていました…
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息子を更正させたいという一途な思いから、
彼は、心身のすさんだ息子を連れてあてもない
アメリカ横断の旅を続けることになるのです。
「トランス」には「横断」という意味もあります。
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いつしか少年は、自分を本気で心配してくれる
母親のような彼女に惹かれ始めます。
少年が純粋な愛情を抱いたのも束の間
少年は、彼女の身体に残っていた
「男性自身」を目撃してしまうのです。

激しいショックを受けた少年でしたが、
やがて少年は外見にとらわれることなく、
人を愛することを学んでいきます。
そして彼女となら、パートナーとして
一緒に暮らしてもいいと考え始めるのです。

しかし彼女の自宅に着いた少年は、
ふと手にしたアルバムの中の
一枚の写真に目を奪われます。
そこには男の姿をした彼女と、
若かりし自分の母親とが、
2ショットで写っていたのです。
「どうして…？」
少年が、彼との本当の絆を理解し始めた時
長かった二人の旅は、ようやく
その終着点にさしかかりました…
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17歳の少年を演じたのはケヴィン・セガーズ
リヴァー・フェニックスの再来と言われました。
今回は男娼役ということで、
惜しみなく脱いでくれてますけど
ノーカット版では、
彼のシンボルもちゃっかり写っていて
意外とカワイかったのが、かわいかった（？）
現在33歳、今も現役として活躍しています。

しかしゴールデングローブ主演女優賞に輝いたのは
まさしく彼女の方でした。
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フェリシティー・ハフマン…正真正銘の女優さんです
なんと彼女は、女性化していく男性の
男としての女らしさを見事に演じきったのです。
自分は最後の最後まで、
本当に女性だったとはわからなかった…
男女の境界線をトランスしなくちゃいけないのは、
僕の方でした。

現在55歳、フェリシティー・ハフマン
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美しき者よ汝の名は女なり

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