6月4日の「新婚さんいらっしゃい!」では
52年間の長寿番組史上初の
同性婚カップルがスタジオに登場しました。
日本人でバレエダンサーの竹田純さんと
リトアニア人でインテリアデザイナーの
クリスさんのイケメンカップルです。

実は竹田純さんの方は、けっこう以前から
マークしておりまして
「美尻王子」として一世を風靡した頃のお姿を
この島でも何回か紹介してきました。

そんな竹田純さんですが、その半生は
けっこう男気にあふれています。
1982年9月21日、静岡県静岡市清水区に
中華料理店の長男として誕生。
だから中華料理は彼の得意なレパートリーです。

子ども時代は竹田さんいわく
「常にいろいろあきらめる人生だった。」
勉強もスポーツも中途半端
部活のテニス部も1日行っただけ
特に親しい友人もいなかったそう
自分のセクシャリティについては
保育園か小学校1年生の頃には自覚していた。
みんなとは一緒でないから
このままだと輪から外されると思い
いろいろなものから距離をとるようになり
それで、自分をあきらめてしまっていた。

けれども中学の時、ジャネット・ジャクソンのダンスに
衝撃を受け、15歳で自らダンス教室を探し
自転車で片道1時間30分の道のりを夢中で通い続けた。
17歳の時にダンスの先生の一言でバレエに転向。
電車とバス、路面電車を乗り継ぎ、片道2時間
それを苦とも思わず、バレエの世界にのめりこんでゆく。

高校3年生の時にバレエの先生の勧めで
東京バレエ団に入団
バレエを始めてから2年足らずで
一流バレエ団にまで上りつめるも
幼少期からバレエを習ってきた同輩には
到底及ばず、負けじ魂に火がついた彼は
20歳で渡仏、パリで本格的な修行を始めた。

フランス語もできず、どこへ行くかもわからず
国立バレエ団は鼻から門前払いで、
別のオープンスタジオでレッスンを続け
ついに4度目のオーディションで見事入団し
15歳の子たちと混ざって基礎から習うことに。
そんな彼がネクストステージとして選んだのは
オープンスタジオでバレエを始める前に
エクササイズとして行う「床バレエ」だった。

バレエ経験の有無にかかわらずに
低い敷居で誰でも身体のメンテナンスができ
美しく上品な肉体を追求できる床バレエは
やがて竹田純の生涯を貫くレパートリーとなった。

20~27歳の7年間のフランス留学を経て
帰国した彼は日本に床バレエを普及させる活動に奔走し
講師として現在まで10万人以上の生徒を育て
床バレエの第一人者として不動の地位を築いた。


そんな竹田さんがクリスさんと出会ったのは
竹田さんが33歳、クリスさん27歳の時

クリスさんはリトアニアの建築系の大学を首席で卒業
EU建築コンペティションで1位となり
その実力が買われ日本の建築事務所のオファーがあって
2011年来日、その後フリーのインテリアデザイナーとして
活躍中の2016年に竹田さんと運命の出会いが。

2019年、クリスさんのフランス転勤に合わせて
竹田さんもフランスへ移住
そこで保護犬として巡り合ったビジョンを養子に迎え
「なんとなくこれが僕たちの家族」と思えるようになり
2023年3月、日本でもリトアニアでも実現できなかった
同性婚結婚式をフランスで挙行できた。

竹田さんは冗談交じりに
「これで『新婚さんいらっしゃい!』に出られるね。」
と言ったら、クリスさん「何それ?」
竹田さんにとっては自分とは縁のない番組だと
あきらめていたけど、ずっとあこがれていたと聞いて
クリスさんも快諾し、とうとう出演が決まったそう。

お二人とも、自分たちのことを
どう語ったらよいか緊張しどおしだった。
その中でMCの藤井隆さんが、終始笑顔を絶やさず
その上で誠実に丁寧に向き合ってくれたことで
ありのままの自分たちの表現ができたそう。

気がつけば、竹田さんもアラフォーで
若さのまま突っ走って来た半生を経て
大人の人生選択をしたんだなと
しみじみ時の流れを感じました。
ただ、彼ら二人のこれからの前途は
「新婚さんいらっしゃい!」の番組の
不滅魂と重なって、これからも永く
続いていくような気がしました。

合わせて祝福したい同性婚者と言えばこちら
あと蛇足ですが今日はシックスナインの日でした(^^ゞ
52年間の長寿番組史上初の
同性婚カップルがスタジオに登場しました。
日本人でバレエダンサーの竹田純さんと
リトアニア人でインテリアデザイナーの
クリスさんのイケメンカップルです。

実は竹田純さんの方は、けっこう以前から
マークしておりまして
「美尻王子」として一世を風靡した頃のお姿を
この島でも何回か紹介してきました。

そんな竹田純さんですが、その半生は
けっこう男気にあふれています。
1982年9月21日、静岡県静岡市清水区に
中華料理店の長男として誕生。
だから中華料理は彼の得意なレパートリーです。

子ども時代は竹田さんいわく
「常にいろいろあきらめる人生だった。」
勉強もスポーツも中途半端
部活のテニス部も1日行っただけ
特に親しい友人もいなかったそう
自分のセクシャリティについては
保育園か小学校1年生の頃には自覚していた。
みんなとは一緒でないから
このままだと輪から外されると思い
いろいろなものから距離をとるようになり
それで、自分をあきらめてしまっていた。

けれども中学の時、ジャネット・ジャクソンのダンスに
衝撃を受け、15歳で自らダンス教室を探し
自転車で片道1時間30分の道のりを夢中で通い続けた。
17歳の時にダンスの先生の一言でバレエに転向。
電車とバス、路面電車を乗り継ぎ、片道2時間
それを苦とも思わず、バレエの世界にのめりこんでゆく。

高校3年生の時にバレエの先生の勧めで
東京バレエ団に入団
バレエを始めてから2年足らずで
一流バレエ団にまで上りつめるも
幼少期からバレエを習ってきた同輩には
到底及ばず、負けじ魂に火がついた彼は
20歳で渡仏、パリで本格的な修行を始めた。

フランス語もできず、どこへ行くかもわからず
国立バレエ団は鼻から門前払いで、
別のオープンスタジオでレッスンを続け
ついに4度目のオーディションで見事入団し
15歳の子たちと混ざって基礎から習うことに。
そんな彼がネクストステージとして選んだのは
オープンスタジオでバレエを始める前に
エクササイズとして行う「床バレエ」だった。

バレエ経験の有無にかかわらずに
低い敷居で誰でも身体のメンテナンスができ
美しく上品な肉体を追求できる床バレエは
やがて竹田純の生涯を貫くレパートリーとなった。

20~27歳の7年間のフランス留学を経て
帰国した彼は日本に床バレエを普及させる活動に奔走し
講師として現在まで10万人以上の生徒を育て
床バレエの第一人者として不動の地位を築いた。


そんな竹田さんがクリスさんと出会ったのは
竹田さんが33歳、クリスさん27歳の時

クリスさんはリトアニアの建築系の大学を首席で卒業
EU建築コンペティションで1位となり
その実力が買われ日本の建築事務所のオファーがあって
2011年来日、その後フリーのインテリアデザイナーとして
活躍中の2016年に竹田さんと運命の出会いが。

2019年、クリスさんのフランス転勤に合わせて
竹田さんもフランスへ移住
そこで保護犬として巡り合ったビジョンを養子に迎え
「なんとなくこれが僕たちの家族」と思えるようになり
2023年3月、日本でもリトアニアでも実現できなかった
同性婚結婚式をフランスで挙行できた。

竹田さんは冗談交じりに
「これで『新婚さんいらっしゃい!』に出られるね。」
と言ったら、クリスさん「何それ?」
竹田さんにとっては自分とは縁のない番組だと
あきらめていたけど、ずっとあこがれていたと聞いて
クリスさんも快諾し、とうとう出演が決まったそう。

お二人とも、自分たちのことを
どう語ったらよいか緊張しどおしだった。
その中でMCの藤井隆さんが、終始笑顔を絶やさず
その上で誠実に丁寧に向き合ってくれたことで
ありのままの自分たちの表現ができたそう。

気がつけば、竹田さんもアラフォーで
若さのまま突っ走って来た半生を経て
大人の人生選択をしたんだなと
しみじみ時の流れを感じました。
ただ、彼ら二人のこれからの前途は
「新婚さんいらっしゃい!」の番組の
不滅魂と重なって、これからも永く
続いていくような気がしました。

合わせて祝福したい同性婚者と言えばこちら
あと蛇足ですが今日はシックスナインの日でした(^^ゞ